こんにちは。
家計の相談所 石川麻衣です。
2024年も残りわずかとなりましたね。
今までご相談いただいている方も
これからの方も、ご覧いただきありがとうございます。
私としては、人生のパラダイムシフトが起きました。
出産以外、入院したこともなく、保険も取扱いできる立場ですが
医療とは無縁の生活を過ごしていました。
ファイナンシャルプランナーとして、
不動産経営、事業活動をして中立な立場で相談できることが
私自身、自分の強みです。
母としては
小学校1年生の息子、3歳の息子に
食事、洗濯、住教育環境の提供をしています。
息子の入院で考えが変わった経緯を
共有させていただきます。
医療保険に総額支払う金額を一般的な金額で
考えてみましょう。ある会社の契約で(2024年11月現在)
例えば、30歳女性、入院1回10万円、入院1日5千円、先進医療、
一生涯払い続ける月払い:2,282円
60歳までに払い込みを終える一生涯保障:3,780円
60歳払込満了では総支払約136万円
一生払い続ける月払いでは、例えば平均寿命まで生きると約156万円
どちらも100万円以上の高額な買い物です。
月々は一見すると払っていけるものでも
生涯で考えると大きなお買い物です。
また、136万円のもとを取ろうとすると
入院と手術を何回すれば、いいのだろう。。。
と思い私自身、困ったときに預貯金があれば医療保険は不要!!!
という考えでした。
※預貯金が十分でない、健康に不安があるなどはもちろんおすすめしておりました。
では、子どもはどうでしょう。
例えば、0歳の男の子が先ほどと同じ保障に入ると
一生涯月払い:1,592円→平均寿命総支払約157万円
60歳払い込み完了月払い:1,897円→総支払約137万円
子どもは、医療費も無償
入院して医療費で困ることはない。
100万円超のもとは取れない。という判断で
わが子に医療保険は生まれた当初加入しましたが
上記理論で解約しました。
33日入院した息子にかかった費用
入院時食事代、適用外検査→合計約5.2万円です。
どのように感じますか。
また、それ以外に大変だったこと。
息子以外の家族の食事と洗濯です。
私の息子が入院した病院は
基本的に24時間付き添いです。
そのため、家事をする時間、仕事をする時間がなくなります。
そのために家事代行、宅配サービス、食事宅配、祖父母援助依頼などが必要になります。
(こちらは各家庭個別に相談して金額を算定しましょう。)
それ以外にも、私は自営のためスケジュール調整できましたが
お勤めの方の収入減少なども考えられます。
その費用補填は、もちろん預貯金でできます。
しかし、心の精神的な支えに保険はなりえるのではないでしょうか。。。
もともと、生命保険が誕生した経緯は
相互扶助。助け合いです。
私が病気をすれば、私に。私が病気をしなくても、誰かのためにつかっていただく。
改めて保険の尊さを感じております。
必要以上入る必要はもちろんありませんが、
必要な分は適正価格で、適正な分だけ安心を持ってほしい。
と思った出来事でした。
家族全員健康だからこそ、家事も仕事もできる。
という当たり前のことをすごく痛感しました。
「保険はお守り。」という言葉に以前は違和感を感じていました。
今は「保険はお守り。」すごくしっくりきております。
皆さまのお守りは十分ですか。過不足ないでしょうか。
改めてこの仕事の意義、中立立場でいるために考えに固執せず
勉強し続けることの大切さを感じました。
皆さまもぜひ、自分と家族の健康、お金の健康について
今一度、振り返ってみてはいかがでしょうか。
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